3D ― 2019/10/28「Oldies Live」 at 心斎橋ロックンルージュ
さて、前回が9月の頭だったのでなんか久しぶりの出演な気がします。
心斎橋ロックンルージュはすでにハロウィン満開でありまして、ハロウィンというイベント自体に馴染みがなく困惑しっぱなしの団塊ジュニア世代のバンドマン。
しかし、本日のキーボードは毎度おなじみとなりました「若者」Wakaちゃんなのでありました。
本日はお子様達がゼロ、というなんだか久しぶりなロックンルージュ。
もちろんMCも「夜の香り」がしたとかしないとか。
その代わりにいわゆる「うんちく」が多めだったような。
そういうのは「歩くWikipedia」と呼ばれるワタクシめの担当なのでございます。
エルヴィスがデビュー前はトラックの運ちゃんだったとか、オカンの誕生日に「レコードでも録音したろかー」と訪れたのが「どんなレコードでも作りまっせ」というサン・レコードだったとかそういうお話ですね。
決して大阪弁ではなく流暢な英語だった事を追記しておきます。
音楽という物、いや音楽に限りませんが創作物は何かしらのバックボーンがあって世に出る物。
歴史を重ねて来た名曲達にもそれぞれの物語があるわけです。
そういうエピソードにも心引かれるワタクシなのでございます。
我々が演奏しているレパートリーにもそれぞれそういうエピソードはたくさんあるのですが、
それはまたの機会にでも。
ちなみにビートルズの録音物に関しては、こういうサイトを別で運営しております。
よろしければぜひ。
そういや、本日5月の出演以来に演奏した1963年「涙のバースデイ・パーティー」(レスリー・ゴーア)も、時代を考えると面白いエピソードがたくさんあります。
実はサウンド・プロデューサーがあの「愛のコリーダ」のクインシー・ジョーンズだったり。
実際は「悲しき片想い」のヘレン・シャピロが先にレコーディングしてたり。
レスリー・ゴーアがレコーディングしたその夜、たまたまあのフィル・スペクターに会った際に
「最近、『涙のバースデイ・パーティー』って曲を録音したんだよね」と聞かされたとか。
それからすぐにスタジオに引き返したクインシーはテスト盤を100枚プレスして、すぐにラジオ局に送りつけ「一番最初はワシんとこや」というアピールに成功したそうな。
そら、前年に「ヒーズ・ア・レベル」の大ヒットでブイブイ言わしてたフィル・スペクターに先にリリースされたらたまらん思いますわな(笑)
あまり馴染みのないヘレン・シャピロのバージョン。
そして、フィルも「ワン・ファイン・デイ」のシフォンズにこの曲をレコーディングさせております。
3ステージ目、なんと頭文字Dの曲が3曲も並びまして(偶然です)
そして、アンコールは今回初披露となるSakuraの「テネシー・ワルツ」でライブ終了!
この曲も戦後すぐに作られた曲で古いですね~
パティ・ペイジのバージョンが1950年ですから、「ロック・アラウンド・ザ・クロック」より5年も前!
本日もたくさんの方に遊びに来て頂きましてめちゃめちゃ楽しかったなあ。
あ、そうそう。今回は雨は降りませんでしたしね(笑)
来月は11/26(TUE)に心斎橋ロックンルージュに出演します。
本日のセットリストはこちら!
1st Stage
- サーフィンU.S.A(Shunsuke)
- 想い出の冬休み(Sakura)
- 恋の片道切符(Shunsuke)
- ビー・マイ・ベイビー(Sakura)
- スタンド・バイ・ミー(Shunsuke)
- ロックンロール・ミュージック(Eddie)
- ロコモーション(Sakura)
- レッツ・ツイスト・アゲイン(Shunsuke)
2nd Stage
- カラーに口紅(Sakura)
- リトル・ダーリン(Shunsuke)
- 涙のバースデイ・パーティー(Sakura)
- アイ・ニード・ユア・ラヴ・トゥナイト(Shunsuke)
- ボーイ・ハント(Sakura)
- ヒッピー・ヒッピー・シェイク(Shunsuke)
- カモン・エヴリバディ(Eddie)
- ゲット・レディ(Sakura)
3rd Stage
- ハウンド・ドッグ(Shunsuke)
- ダドゥ・ロンロン(Sakura)
- ダイアナ(Shunsuke)
- ダイナマイト(Sakura)
- アンチェインド・メロディ(Shunsuke)
- ヒート・ウェイヴ(Sakura)
- ロール・オーバー・ベートーベン(Eddie)
- ツイストで踊り明かそう(Shunsuke)
Encore
- ジョニー・B・グッド(Shunsuke)
- テネシー・ワルツ(Sakura)